sisouron

都市を多面的に観察したい

TOEFL体験記

TOEFL受けに行きました。参考になるサイトは沢山あるので面白かったことをまとめておきます。

【試験の前段階】
半年前くらいから受験の予約ができます。
人気の会場(会場によって設備が違うらしい)というのがあって、そこはかなり早くのうちから埋まるみたいです。
今回は1か月前に予約したらかなり埋まってました。ただ自宅から電車で1本だし結構近い方なのでまあアリだったかなと。ギリギリに予約すると宇都宮しか空いてなくて宇都宮に飛ばされる……ということもあるらしいので何事も早めに、が大切ですね。
元々TOEFLはやばいということを知っていたので事前に調べていたおかげで狼狽えずに済んだけど、普通の試験と同じノリで行くときっと衝撃を受けると思います。

まず本人確認にパスポートが必須、振り込みがドル払いで自分のクレカが必須(しかもUS$230もする、クレカ止まりました)というところから面白いんだけど、試験会場で私は不正をしませんという英文を書き、宣誓書を朗読させられ、写真を撮られ、金属探知機にかけられます。そしてテストしてるところは全て上から監視カメラで監視されてます。これ本当にテストか?

あとこれは余談ですがアメリカの本部から厳しい指導があるようで「眼鏡をしてるとカメラつきかどうか確かめられる」「不思議な形の耳栓はアンテナの可能性があるから持ち込み禁止」等。もう何でもありやん、面白すぎる。
ちなみにテスト会場はハンカチすら持ち込み禁止でポケットは空にしないといけません。ここまで来ると流石におかしくない??と思うんだけどどうでしょうか。

勿論こんな身体検査があるのでテストまでに時間がかかります。例えばテスト開始が10時で、9時半に行くと50分くらい待たされて10:20開始くらいになります。あれ?10時開始なのに10:20開始とは……?と思われた方もいるでしょう。そうなんです。

テスト開始時間が決まってるのに同時に始まらないんです。だからテストやってるのに宣誓書を読んでる声が聞こえたり、人が入ってきたりします。本当にカオス。

そしてテストが始まる前にマイクチェックをやるんですけど、それで一応「Discribe your city」みたいな指示が出るんだけどマイクチェックなので何を話してもいいらしく、みんなずっと「I live in Tokyo.」と連呼してます、ほんとカオス。

【テスト】
Reading(80分・約800字×4パッセージ)
→時間足りへん、頭お菓子になるで🍬┌(┌ ³ω³ )┐🍬

Listening(60分・5分の会話・講義×3が2セット)
→早口すぎる。教授氏~~生徒のためにゆっくり話してくれ~~、それと謎の皮肉とかジョーク言うな~~

[休憩](10分)
→チョコ食べて水分補給、それと身体を動かす。奇怪な動きをしていたのは僕だけでした。

Speaking(6問)
文章読む→講義聞く→要約話したり自分の意見
何か講義で聴こえたことをそれっぽく話す。日本語ですら難しいのに自分でも何いってるか分からなくなるよ。

Writing(20分1題+30分1題)
①文章読む→講義聞く→書く
②出された質問を書く
30分で英文300文字かなりしんどい。あとパソコンがアレでカーソルが飛んでしまったのでミスタイプしてしまったかも、負けました。

これで合計4時間半くらいです。9時30分に来て終わったのが14時半くらいだったかな、本当にお疲れさまでした。

あまりに厳重で飛行場とか国境管理局の方が緩くて笑える。パソコンが並んでるところで延々と英語に漬かり、時計も持ち込み禁止でなので時間感覚も無くなります。試験が終わって外界に出ると時間が経っててちょっとした浦島太郎体験が楽しめます。

TOEFLは試験としては最悪だけどアトラクションとしては最高なのでみなさんも是非何らかの罰ゲームにでもやってみてください。私はもうやりたくないです